平成20年度 りんごの四季

初春(1月~4月)
< 剪定(せんてい) >
平成20年3月2日

まだ雪深い園地で、剪定に精を出す清藤夫妻です。
(積雪約120センチ)良品質のりんごを作るために
剪定は、大事な作業なので気合が入ります。

切り落とした枝は、
拾い集めて小さく切り、薪ストーブの燃料にします。
< 北国の春 >
平成20年3月13日

平地のりんご園では雪が大分消えました。

樹の根元から雪が消えていく様子が日を重ねる毎にわかり、
春の訪れを肌で感じる今日この頃です。
剪定しているのは葛西氏です。
初夏(5月~6月)
< りんごの花芽 ~「ふじ」の準原木 ~ >

平成20年4月13日

昭和33年に「ふじ」原木の穂木を国から譲り受けて
接いだうちの1本です。
平成19年11月にりんご公園に移植し、
大事に守られている由緒あるりんごの樹です。

木々のりんごの花芽も大分膨らんできました。
開花は5月1日頃だそうです。
< りんごの花満開 >
平成20年5月4日

津軽にはアップルロードと呼ばれる道があります。
アップルロードとはその名のとおり、
りんご畑のど真ん中をどこまでも続く道で
農道として、またドライブコースにもなっています。

残雪の岩木山と、りんごの花満開のコントラストが
とても美しい「アップルロード」ドライブに
皆様をぜひお誘いしたいですね。

←花摘み作業をしています。
 摘 果 
平成20年5月16日

りんごの花が散ってから10日程たち、
りんごは小指ほどの大きさに生育しました。

実は一つの株に5~6個なりますが、
大きくて美味しいりんごを作るため
真ん中の1個を除いてすべて摘果します。
真ん中のりんごが一番良く生育するからです。

全ての株を摘果しますので農家の人にとっては
大変な仕事ですが頑張っています。
平成20年6月10日

りんごが大分大きくなりました。
今はピンポン玉より少し小さめですが
これからどんどん成長しますので楽しみです。

夏(7月~8月)
< 陸奥の小袋掛け >

りんごは落花後に結実となります。
小指位の大きさの時に小袋を掛けます。
袋を掛けて病害虫を防いだり、
りんごにキズがつくのを防ぎます。

1ヶ月後位に小袋を除袋して大きい2重袋を被せます。
遮光度を高め、秋の色づけ(アントシアン色素)を
良くするためです。

(*これは平成18年6月12日の様子です。)
< サンつがる >
平成20年8月1日

9月上旬~中旬収穫の「サンつがる」です。
太陽の光をたっぷり浴びて
これから味も色付きもよくなります。
秋(10月~11月)
< 未希ライフ収穫 >
平成20年8月31日
未希ライフの収穫です。
甘みと酸味のバランスが良く比較的小ぶりで
しっかりとした味のりんごです。
< 収穫間近のサンつがる >
平成20年9月3日

収穫間近の「サンつがる」です。
さわやかな甘みがあり、
早生種の中では一番の人気品種です。
< 葉とらずサンふじ >
平成20年9月20日
11月収穫予定のサンふじです。まだ青いですね。
寒暖の差でこれから色づきが増し、
甘味を蓄えていきます。
< 「世界一」収穫 >
平成20年10月18日

秋晴れの中、清藤さんの畑では「世界一」の収穫です。
今年、清藤さんの畑では天候不順により
サビ果が多いとのこと。
しかし休憩時に食べさせてもらった世界一は
甘く、果汁もあり、おいしく頂きました。

今日は清藤さんの息子さんが
収穫の手伝いをしていました。
清藤さんのアドバイスを聞きながら
せっせと収穫作業に励んでいました。
冬(11月~12月)
< 雪のりんご畑 >
平成20年11月21日

19日から降りだした雪でりんご畑は真っ白です。
この雪でりんごの枝が折れた畑もあるようです。
収穫前のりんごにも雪が積もってしまいました。
< 落葉した木 >
平成21年1月9日
落葉したりんごの木です。昨年11月の写真を見ると
落葉前に降った大雪で重たそうでしたが、
今は身軽になった枝を天にのばし、春の訪れを待っています。
畑(平地)の積雪は50センチ程です。